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✕それみれ!〇それみろ!

私立恵比寿中学の中山莉子ちゃんを応援したい(願望

エビ中ファミリーで平田オリザ推しが「幕が上がる」をレビュー!

イベント

「幕が上がる」観てきました!

私立恵比寿中学にも中山莉子ちゃんにも関係ないんですが、ももクロ姉さんの映画ということで図々しくも感想を書かせて頂きます。

(ネタバレは回避しおりますのでまだ観てない方も安心してご覧ください!)

<いろんな立場>

この映画を評価し語る時って、自分の立場を書くのが相場になってますよね。

ももクロ好き、原作好き、監督好き、純粋な映画ファン…etc

いろんな立場の人が見て感想を言いあうので、絶対評価が分かれます。

アイドル映画って、ここが本当に難しいところで、おもしろいところだと思います!

ということで、一応私の立場を書いておきますね。

ももクロはほとんど知らないが、好意的である。

・原作を読んで「幕が上がる」にハマる。

・映画は好きな方。

・演劇の知識は一切なし

ももクロちゃんに関しては本当に知らないです。

お茶の間に出てきたら「お、ももクロだ」みたいな一般人(非モノノフ)の方とそう変わりはないはず。

ただ、やっぱりアイドルを応援している者としては他の非アイドルファンの方に比べれば好意的に見てしまうのも仕方ないでしょう。

この映画を観ようと思った最大の要因が原作の小説版の存在でした。

前に書いた記事でも触れましたが、ちょっとしたご縁でこの小説を読む機会ができたんですね。


別冊FLIXvo.2!コックボー&幕が上がるで映画三昧! - それみれ!中山莉子ちゃんと私立恵比寿中学!

そこですっかりこの原作の虜になってしまったというのが、今回の「幕が上がる」に関してのモチベーションに繋がりました。

原作者の平田オリザさんについては上記「別冊FLIX」のインタビューだけでなく、「Quick Japan」、「日経エンタ」など知り得る限り「幕が上がる」関連のインタビューは読みました。

映画好きということに関しては、ある程度観ているつもりです。

しかし、そのほとんどが洋画のホラー映画ですし、ほとんどがレンタルです。

この辺は熱いポリシーをお持ちの方が沢山いらっしゃると思うので、込み入った話になる前に流しましょう笑

「邦画青春もの」としては素人も同然ですしね!

総合的に、私の立ち位置は

・ちょっと映画好きで原作ファン

アイドルファン的に言うと

平田オリザ推し

といったところです笑

 

<原作ファンとして>

原作ファンの方は、「原作からどこがどう改変されているか」というのが映画の評価に大きく繋がってくると思います。

まず結論から言うと

改変はある、しかし大筋として問題ない程度

こんなところでしょうか。

ネタバレを回避するために詳しくは書かない方針で行きますね!

300ページ近い原作の省けるところは省く、肉付けすべきところはするというような感じを受けました。

元々、原作も「~した。」「~があった。」みたいな、読者の想像に委ねているような箇所が割と多かったという感じがしたんですよね。

その委ねられた部分を映画的においしく肉付けしていったなというのが私の感想です。

なので、大筋のストーリーや登場人物の言動、後述しますがキャラクターの設定の改変によって、原作から大きく離れるようなことはありませんでした。

原作において、委ねられた部分を自分で想像し、なおかつその印象が強い人ほど改変に目がいってしまうかも知れません。

一番気になった改変としては「恋愛部分の省略」。

これは原作を読んだ者として絶対に触れなければならないでしょう。

最初に出てくる主人公の一個上の先輩が男性から女性に、後輩男子部員に至っては存在さえ消されている状況なんですよ笑

よって恋愛要素が皆無になっています。

まあ、原作では「演劇の全国大会を目標に演劇に打ち込む物語」というストーリーが主軸であって、恋愛要素というものは物語の主軸では決してないのでばっさりカットされても大したダメージにはならなかったという印象。

あとは、どれだけ大人の事情を察することができるかという所謂スルースキルにかかっていると思います笑

脚本に関しては、観る前からあまり心配していませんでした。

敬愛している(小説を一回読んだだけではありますが笑)平田オリザさんも目を通してGOサインを出された訳ですから。

原作ファンとしてはこの映画の脚本、改変部分については満足です。

 

<キャラクター>

登場人物に関してもさほど心配はしていませんでした。

原作を読んでいた段階から配役も分かっていましたし、確かにハマってるかなと私なりに感じていたからです。

主人公は、ももクロの赤である百田夏菜子ちゃん。

私が見た感じももクロメンバーで一番ハマってたと思います。

主人公は、高校生活をずっとなんとなくで過ごしていたちょいダウナー系の普通の女子高生。しかし部長に抜擢、熱心な指導者との出会いから演劇の楽しさを知り…。みたいな。そんな主人公を見事に演じてましたね。

やっぱり"リーダー"と"部長"という立場が上手くマッチしたんじゃないでしょうか。

「ガルル」役がももクロ紫の高城れにちゃん。

「別冊FLIX」を読んで頂くと分かるんですが、平田オリザさんイチオシのハマり役らしいです!

確かに、原作を読んでいる当初から個性バリバリのとにかく明るいムードメーカーみたいなキャラだったのでばっちりハマっていると思います。

「ユッコ」役のももクロ黄色の玉井詩織ちゃん。

この「ユッコ」というキャラが、お嬢様で演劇部の看板女優という設定なんですが、原作を読んでいた段階で、私は勝手にサクラ大戦の神崎すみれというキャラをイメージしていたので映画の序盤はピンときませんでした笑

しかし、舞台は高校演劇の世界な訳ですし、私のイメージが飛躍しすぎてるというのもあり、玉井詩織ちゃんのユッコも違和感なく観ることができました。

やっぱり華があるのはユッコ役の玉井詩織ちゃんかな!

「中西さん」役はももクロ緑の有安杏果ちゃん。

原作の段階で一番不安だったのがこの「中西さん」役でした。

原作では完全無欠の演劇人な設定なんですよ。

そんな中で私の中では有安ちゃんだとイメージが全然沸かないと思ってたんです。

しかし、ここは製作者さん側でフォローが入ってました。

映画版では完全無欠ではなく、強豪校の中では滑舌か何かの問題でやっていけなかったが能力はある子っていう風に描かれてるんです。

「キャプテン」って漫画を思い出しますが、別に有安ちゃんが転校してきて演劇部部長になるわけではないのであしからず!

正直この改変が気に食わないって方もいると思いますが、パワープレイで元の設定で行くよりも、上手くフォローできているなと感心しました。

「明美ちゃん」役のももクロピンクの佐々木彩夏ちゃん。

この明美ちゃんに関しては、原作の段階では特徴などに関してあまり印象深いところもなかったので、序盤からスッと入ってきました。

顧問役のムロツヨシさんの演技とリアクション芸(笑)は賛否分かれそうですが、原作では泣き虫で熱い、でもどこか空回りな感じのキャラクターで書かれていたので私は良いと思います。

黒木華さんの圧倒的演劇女王っぷりもハマってましたし、キャスティングに関しては非常にレベルが高いなと感じました!

 

<小ネタ>

ももクロ好きな人が「小ネタがすごい!」「小ネタが笑える!」って絶対小ネタ押してくるんですよね。

私は、もし露骨に小ネタ出されたらついていけない分、絶対に映画として観るリズムが狂っちゃってしんどくなるだろうなと心配してたんです。

小ネタに関してはネタバレってほどでもないので書いちゃいます。

実際見て私が気が付いた小ネタ(ももクロネタ)は、

・ちょくちょくももクログッズが出てくる

・赤の子と緑の子のジュースの色

・関わりの深い芸能人がゲスト出演

ぐらいなんですよね。

逆に安心できました。

それぐらい小ネタ(これ以上あったは分かりません。多分あったでしょう。)の挿入が上手かったってことですからね。

「分かる人にはニヤニヤしてもらう。分からない人には普通のワンシーンにしか映らない。」ここまで上手くやってもらうと、分からない人間からしたらありがたいですね。

あと、序盤の

・爽やかなピアノBGM→全く別の場面に切り替わり→BGMが段々下手に→実は主人公の弟がピアノ弾いてる→「やっと終わった」的な発言

という映画的メタネタには笑いました。

劇場ではこのネタに笑ってる人がほとんどいらっしゃらなかったので、私の勘違いかもしれないです笑

もう一つ、ここ重要です。

・中盤に平田オリザさんを模した人形が出てくる

演劇の小道具を運ぶ部員が通り過ぎる際に持っている人形が、平田オリザさんなんですよ!

映画館では基本笑わない私でも思わず吹き出してしまいました。

ただ、ここで声出して笑ってた観客は半分くらい席の埋まった劇場でも私だけだったかも知れません。恥ずかしい限りです。

こんな風に各方面に配慮の行き届いた小ネタを上手く挿入しています。

身内だけを狙ったネタばかりで一般の観客を困惑させたり、ここぞとばかりに笑いを取りに走るようなものではないので、ももクロを知らない人でも不快にはならないハズ。

まあ、小ネタに関しては分からない人からしたら一場面でしかない訳ですし、映画としての加点にはできないかなという感じです。

もちろん減点にもなりませんし、スパイスとしては丁度いいです。

 

<総評>

いろんな項目に分けていろいろ書きましたが、最終的な感想として

普通の映画としての出来は満足!アイドル映画としては出来が良すぎる!

こんなところです。

割とどの感想見てもこんなもんなんじゃないかな。

この映画ってモチベーションにもよって大きくブレると思うんですよ。

仮に私がももクロが目当てで行ったなら間違いなく120点ぐらいあげちゃいます。

ただ、アイドル映画だと思って舐めてたら痛い目に会います。

ハードルは普通ぐらいにして行くと一番楽しめるのかな笑

 

<終わりに>

ここまで読んでいただきありがとうございました!

こんな長々と語ってこんなこと言うのもアレなんですが、

観られてない方は是非観て下さい!

両手放しで「おもしろいから!」とは言えません。

映画のレビューなんて、食べログにおけるラーメンのレビューと大差ありませんからね笑

他にもいろんな立場の方のいろんな感想が聞きたいです!

まだ観られてない方はちょっと観に行って、アイドル現場で、友人同士で、ご家族で、この映画の感想をディスカッションしてみてはいかがでしょうか笑

では、ありがとうございました!

 

//サムネ用

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